
生活うんちく16
1.違う種類の電池を一緒に使ったら危険!?!?
一般的に使用されている電池には大きく分けてアルカリ乾電池とマンガン乾電池の2種類があります。他にもいろんなメーカーからいろんな電池は販売されていますが、皆さんはアルカリやマンガンのこの2種類の電池や違うメーカー同士の電池をチグハグに使ったりしていませんか?
なんとなくダメだとわかっててもついつい余ってしまった違うタイプの電池同士を一緒に組み合わせて使ってる人も多いのではないでしょうか?もちろんこれは間違いになります。
今回は、違うタイプの電池やメーカーが違う電池同士をチグハグに組み合わせて一緒に使うことで、どのような危険性があるのか?できるだけ簡単にわかりやすく解説していきたいと思います。

1-1.電池の種類
電池の種類は大きく分けるとアルカリ乾電池とマンガン電池に分けることができます。
1-1-⑴ アルカリ乾電池
アルカリ乾電池は、電解液にアルカリ性の水酸化カリウムを使っている電池のことで、最大の特徴は『パワーが合って長持ちする』ことなので、乾電池といえば現在はこのタイプが主流となっています。
デジカメやミュージックプレイヤー、ラジコン、懐中電灯など幅広く利用されています。
1-1-⑵ マンガン乾電池
マンガン乾電池は最も古い時代からある電池で、電解質には弱酸性の塩化亜鉛などが使われています。パワーはあまりありませんが、休み休み使うと電圧が少しだけですが回復するのが特徴です。
この働きから、小さな電力を長時間使う時計、たまにしか使わないガスの点火装置、リモコンなどに向いています。

1-2.違う種類の電池を混ぜて使うとどうなるのか!?
アルカリ乾電池とマンガン乾電池を混ぜて使うと、発熱や液漏れ、破裂を起こす危険性があります。リモコンや時計などの電池カバーを開けたら、電池の周りにベタベタした液が出ていて、面倒な思いをした経験はないでしょうか?あれが液漏れになります。数種類の乾電池を組み合わせて使ったとしても器具や機器などは使うことができますが、使っている電池があっという間に寿命になってしまったり、最悪の場合は家事を引き起こしてしまう危険性もあるので、絶対に一緒に使ってはいけません。
アルカリやマンガンなど違う種類や違うメーカーの電池の併用だけに限らず、古い電池と新しい電池を組み合わせて使うことも厳禁です。電池容量の違いなどから、同じトラブルを起こす危険性があります。


1-3.最後に
今回説明したNG事項を知らなかった方は、今家にある電池を使っている製品をすぐにチェックして、もしNG事項に当てはまるなら、全て新しい同じ種類の電池に交換するようにしましょう。
